行政からのお知らせ(厚生労働省)2024年(令和6年)職場における熱中症の発生状況(確定値)等について
厚生労働省から、別添1のとおり「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」についての確定値の周知依頼がありました。 別添1_令和6年職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値) 概要は次のとおりです。 1.死傷者数は統計を取り始めた2005年以降最多。死亡者数は2番目に多い。 2.業種別では、死傷者数は製造業、建設業の順で多く、死亡者数は建設業、製造業の順で多い。いずれの年もこの2業種で全体の半数前後を占める。 3.月別では、7月、8月の2か月に集中。いずれの時間帯でも発生しているが、午前中や午後3時前後の被災者数が多くなっていることも窺える。 4.いずれの年齢層においても発生。50歳代以上で死傷者数は全体の約56%、死亡者数は約67%を占める。 5.死亡災害の事例として、産業廃棄物処理業関連が2例掲載。 【改正労働安全衛生規則(令和7年6月1日施行)】 ○ 職場における熱中症対策の強化について(別添2) 別添2_パンフレット「職場における熱中症対策の強化について」 熱中症のおそれがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処することにより、熱中症の重篤化を防止するため、 体制整備 手順作成 関係者への周知 が事業者に義務付けられました。 ○ 職場における熱中症対策の強化について(別添3) 別添3_リーフレット「職場における熱中症対策の強化について」 基本的な考え方は ① 見つける ② 判断する ③ 対処する です。